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荒崎連合自治会
台風6号前の豪雨荒崎地区
台風6号の影響で岐阜県内では10日、一日激しい雨となり大垣市など岐阜県の西部では河川が氾濫して住宅が水に浸かるなどの被害が出ました。
西濃地域を中心に降り続いた大雨から一夜明け、けさ(11日)は、各地で住民らが後かたづけに追われましたが、大垣市の一部では依然、道路や住宅が水につかっていることから引き続き避難勧告が出されています。
詳細
大垣市の荒崎地区では、地元の大谷川があふれて10日、午前8時過ぎに地区の2130世帯、6607人あまりに対して避難勧告が出され、これまでに床上浸水255軒、床下浸水183軒の被害が出ています。
大雨から一夜明けた11日は雨はすっかり上がったものの、荒崎地区では依然、住宅や道路が一部、水に浸かっていて水が溢れ出た大谷川の堤防では、大型の排水ポンプ車6台が設置され、けさ(11日)から住宅地の水を川に汲み上げる作業が続けられました。
しかし、作業は思うようにはかどらず、一部では今も道路や住宅が水につかっている状態で、夜になっても引き続き避難勧告が出されています。
一方、徐々に水が引き始めた場所もあることから、避難所から帰宅する人も出ており、市内の各地では住民がゴミが流れ込んだ自宅の床をホースの水で洗い流すなどの後かたづけに追われました。
台風6号の大雨で住宅地への浸水被害があった大垣市に、11日 災害ボランティアセンターを開設した。大垣市長松町の大垣勤労者総合福祉センター内に設けた。12日、13日の両日ボランティアを募り、浸水被害の大きかった荒崎地区を中心に、支援活動することにしている。センター問い合わせ TEL 0584−92−5112 へ。
(7月13日の活動をもって終了しました。)
多くの 皆さんのご支援をいただき、ありがとうございました。
活動者数:
日時 | 活動者数 |
7月13日 | 約530人 |
7月12日 | 約270人 |
7月11日 | 約90人 |
台風6号の接近に伴い、7月10日に西濃地方を中心に降った大雨は、市内に大きなつめあとを残しました。
上流部に降った記録的な大雨により、市内の河川水位はほとんど警戒水位を突破。大谷川などの増水により、荒崎地区や静里地区などに浸水被害が発生しました。被害状況は、家屋被害 床上浸水328棟、床下浸水229棟、非住家96棟。農作物被害 田畑浸冠水129.7ヘクタール。 被災されたみなさんに心からお見舞い申し上げます。
県は、7月の台風6号などによる大垣市の被害に対し、被災市民に対する知事見舞金662万円を8月23日、大垣市へ渡した。知事見舞金の制度は、昭和49年に始まった制度で、県内の市町村に災害救助法が適用された場合、住民に規定額を支給している。今回は、床上浸水に遭った331世帯が対象で1世帯あたり2万円。
水害の発生原因のひとつと考えられる洗堰問題について
9月の大垣市議会の一般質問では、大谷川の洗堰撤廃の見通しや今後の災害対策への質問が相ついた。大垣市は、徳山ダムの完成前や河川改修が進まないうちに洗堰を撤廃するのは難しいとし、今後はハザードマップ作成や災害ボランティアの育成に取り組むことを説明した。又、荒崎地区を市街化区域に編入したことについては、市に責任はなく、同地区の被災者に区域変更を理由とする災害補償はしない方針を明らかにした。
徳山ダムは、揖斐川水系のダム。今回の災害は、杭瀬川の上流の 相川、大谷川、泥川からの豪雨浸水、河川改修が先では?。