Q6:バリアフリーのホームページについて

A。バリアフリーのホームページ、ひとに優しいバリアのないページ
アクセシブルなホームページづくりの主な内容としては、次のようなものがあります。
ホームページの内容を音声で読み上げるソフトを使っている方のために、画像等にはその内容を表したテキスト情報(alt属性)を付ける。
ホームページをご覧になっている方が自由に文字の大きさを変更できるよう、文字の大きさを固定したつくりにしない。
文字が読みにくくならないよう、文字の色と背景色にコントラストを持たせる。
通信速度の遅い回線を使っている方でも画面表示が遅くならないように、画像やファイル等の容量をできるだけ小さくする。
特定の機種のみで表示できる機種依存文字(丸付き数字、ローマ数字記号など)は使用しない。

2000年のT戦略会議での、高度情報通信ネットワーク社会形成基本法には、下記項目が記載されています。
(利用の機会等の格差の是正)
第八条 高度情報通信ネットワーク社会の形成に当たっては、地理的な制約、年齢、身体的な条件その他の要因に基づく情報通信技術の利用の機会又は活用のための能力における格差が、高度情報通信ネットワーク社会の円滑かつ一体的な形成を著しく阻害するおそれがあることにかんがみ、その是正が積極的に図られなければならない

すべての人にIT技術を===

パソコンに挿入されたさまざまなソフトは視覚に障害のある人にとって「便利なソフト」ではありますが,必ずしも「簡単に使えるソフト」ではありません。視覚に障害のある人がパソコンを購入し利用していく場合には,ソフトの利用以前に多くの問題があります。
スクリーンリーダーがきちんと動くパソコンをどう選べばいいのか,ソフトをインストールするにはどうしたらいいのか,ソフトは買ったけどどこで使い方を習えばいいのか,・・・。
 おそらく一般のパソコンショップやパソコン教室は,現在のところこうしたニーズには応えてくれない場合の方が多いでしょう。それはどうしても,数の多いニーズに合わせた対応になるからであり,また視覚に障害のある人の使い方について「知らない」からでしょう。 「バリアフリー」「人に優しい」「すべての人にIT技術を」と声高に叫ばれている現在,こうした障害のある人の現状を少しでも多くの人に理解してもらいたいものです。
すべての人にIT技術をと考える時、パソコンボランティアと情報ボランティアの役割分担を今一度検討し、支援体制を考えてはと思いますがいかがでしょうか。
 情報伝達の役目のホームページを制作するウェーブデザイナーのちょつとした優しい心でバリアフリーのホームページを作ることが出来ると思います。
要は、性善説、性悪説共人の心がけではないでしょうか。情報技術に携わる人々の優しい心が多い、まじめに働いている人が報われる社会であってほしいと思います。

ウェーブデザイナーの人々の優しい心でバリアフリーホームページ作成お願いします
又、ホームページ作成研修については、研修内容の中に下記事項を入れてほしいと考えています、特に障害者高齢者には、有り難いと思います。今一度研修内容の検討をお願いします。
項目  バリアフリーのホームページ、ひとに優しいバリアのないページ
     最小限ぐらいはーーー・こころのWEB 参照して下さい。
アクセシブルなWebデザインについて
    http://www.kokoroweb.org/tips/part1-1.html
バリヤーフリーのホームページを制作についての指針については、現在は、バリヤーフリーWABデザインガイドまたは、 こころWebを参考にされるといいのではと思います。

担当 運営委員 猪俣吉輝