1.ゆかたの畳み方
大人のゆかた(本畳み)
襟を左にしてゆかたを広げる。
下前の脇の縫い目を内側に折り、下前の後ろ身ごろと前身ごろをきちんと重ねる。
衽(おくみ)の縫い目線から、左右の衽をおり返し、襟肩あきを内側に重ねる。
両手で上下の脇線を持ち、背縫い線のところで内側に折り、両袖まできちんと重ね、下の図のようにする。
下前の衽に上前の衽を重ね、同時に襟も重ねる。
左の袖を袖付けから折り返し、身ごろの上に重ねる。
袖を持って身ごろを内側二つか三つ折りし、下の袖外側に折る。

畳み方については、NHKおしゃれ工房6月号 及び、雄鶏社子供のゆかたとじんべい
 より、引用いたしました。

子供のゆかた(男の子)
襟を左に広げ下前のの脇を折り、その上に上前を重ねて脇を折る。
つけひもは重ねて身ごろに折り込むようにする。
右そでつけを折り、左そでを重ねて折る。
すそを腰あげの下で折り上げ、上部を重ねて折る。
下の図のようにして、出来上がり。
 
 
子供のゆかた(女の子・簡易な畳み方)
背中央が内側になるように身ごろを折り返し、両袖をあわせてたたむ。
(そでだたみ)

袖丈が長い場合は袖の下で折り挙上げる。
 
 

2.しまう準備

知っておきたい基礎知識
― これでカンペキ、ゆかたのケア ―    
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ゆかたを脱いだら 汗や湿気をおびたゆかたは脱いだらまず、湿気を取る事。
ハンガーなどにかけて一晩風通しの良い場所に吊るしておきます。
帯や小物も同様に湿気を取ります。
着物用ハンガーなら、帯もかけられるし袖もピンとするので便利です。
この時、汚れやシミもしっかりチェック。すこしの汚れなら自分で洗いましょう。
ゆかたを洗う ゆかたは次の手順で自宅で洗えます。
まず、衿の芯がずれないように、しつけ糸で軽く縫いとめます。
本だたみみにしたゆかたをネットに入れ、洗濯機は「手洗い」にセットします。
洗剤は毛糸やおしゃれ着用の洗剤を使いましょう。
すすぎ、脱水まで終ったら干します。
乾いたら衿のしつけ糸をはずしアイロンをかけて出来上がりです。
下着・小物類 下着や補正タオル類は、洗濯機でふつうに洗って大丈夫です。
型くずれが心配なものは必ずネットに入れて洗いましょう。
腰紐や伊達〆はよほど汚れがひどくないかぎり、風をとおすだけにしましょう。
アイロンをかける 木綿のゆかたは、表からアイロンをかけてはいけません。
最初に軽く裏からかけ、次に表からかけると、きれいに仕上がります。
化学繊維のゆかたは、アイロンの温度調節をわすれずに。
木綿の下着もさっとアイロンをかけておくと、次に着るとき気持ち良く着られます。
帯のシワが気になるときは、当てぬのをして低音でアイロンをかけておきましょう。
こんなとき シミをつけたり、ひどくをかいたときは、クリーニングに出しましょう。
そのときは、必ず水洗いと指定してください。